もう悩まない!ボストンテリアしつけ4つのポイント

Mit dem Hund in der Stadt

私はこれまで多くの犬種の仲人役をし、その後の飼い主さんの育児相談もこなしてきましたが、そのうえで感じる事は「みなさん、しつけに関して過剰になりすぎているのでは?」という事です。
ネットの情報や飼育本にはいろんなしつけについて書かれていますが、こと一般家庭で普通に暮らす限り、ボストンテリアという犬種にそれほど難しいしつけは必要ないと思っています。

これが、きちんと制御しないといけない大型犬とか、特別な使役犬に育てるとかなら話しは別なのですが、飼い主さんがストレスを感じてまでやらなければいけない事なの?なんて思うわけです。
そういうわけで、冒頭から肩すかしをしてしまったような感じになりましたが、ぜひ肩の力を抜いてお読みください。

ボストンテリアの個性について考える

よく犬の飼育本などには「子犬を迎えた瞬間からしつけは始まる」なんて事が書かれていますが、私はむしろその逆だと思います。
子犬にとってはまったく初めての場所、あなたの事だって当初は「知らない人」です。そんな状況で厳しくしつけられたらトラウマになりますよね?

それと、飼い主さん自身もまだその子犬の性格とか、行動パターンが分からない状態ですので、それを教科書どおりに行うのにはやはり無理があります。
まずは、好きにさせて環境に慣れさせる。そして、いろんなスキンシップをはかりながら、飼い主さん自身も子犬の事を知っていく・・・そういうアイドリング期間をぜひ設けていただきたいと思います。

基本的にボストンテリアはやんちゃで元気です。
そして、飼い主さんの気を引こうといろんな事をやってくれます。
こういった行動が、人によっては「騒々しい」とか「このテンションに疲れる」といった負担を感じるかもしれません。
でも、ボストンテリアとは本来そういう犬種ですので、それを無理に型にはめようとすれば、それこそ将来的にひん曲がった性格になります。
この明るいやんちゃな性格はボストンテリアの大きな魅力でもありますので、その個性を伸ばすというおおらかな気持ちで接してあげたいですね。

やる事、やらない事を明確にする

ひと口にしつけと言っても、その方法は多様に富んでいます。
また、ご家庭によってもやっていい事とやってもらっては困る事というのは違ってきますよね。
おおよそご愛犬の行動が分かってきたところで、一度その行動の中で個性を伸ばしてあげたい所、やってもらっては困る事をご家族で話し合ってみるといいですね。
そして、しつけの方針はブレる事なく、ご家族全員の共通認識とされて下さい。

ただし、問題行動と思われるご相談の中でも、時期が来れば治るものもありますが、特にご相談の多いのがこの2点です。

・甘噛み  
歯の生え替わり前後の子犬の時期だけです。これは脳や顎の発育に不可欠ですので、無理にやめさせようとせず、おもちゃなどを使ってなるべく人の手足をかじらせないようにして下さい。
モノを噛む行動に関しても、噛まれて困るものは片付けるなり、カバーをするなりした方がしつけるより何百倍も簡単ですよね。

・食糞
これも子犬の頃特有の物です。飼い主さんにとっては見ていてあまり気持ちの良いものではないと思いますが、自分のウンチを食べる分には健康上なんの問題もありません。
これをやめさせようとしてウンチの取り合いなんかすると、それが犬にとっては楽しい遊びになりますからね。いつまで経っても治らない子は案外しつけようと一生懸命になっているご家庭でよく見受けられます。

それともうひとつ誤解が多いように見受けられますが、しつけと訓練は別ですからね。
問題のある行動を矯正するのがしつけであって、これはネガティブなもの。逆に、きちんと飼い主の歩様に合わせて歩くとか、ハウスの指示だとか、要は生活するうえでのオプション的な事は訓練です。
「うちの子はなかなかハウスを覚えてくれないんです」なんて真剣に悩んでいる人もいましたが、確かに災害時などを考えると訓練した方が理想ですが、じゃあストレスを感じてまで覚えさせる必要があるのかといえば、そうではないですよね。
訓練はしつけとは違います。お互いに楽しみながら、遊び感覚で行っていただきたいものです。

しつけの方法は基本的に2つだけ!

それでは具体的なしつけのやり方についてお伝えします。
犬は常に飼い主さんを意識しています。特にボストンテリアは人に対する依存度が高い傾向にあると思いますが、それだけ飼い主さんの行動で良くも悪くもなるという事ですね。

やる事はたった2つだけ!

・やってほしい事ができたらオーバーに褒める

・やってほしくない事をしたら徹底的に無視

はい、これだけです。
犬の行動を決定づけるのは「これをやったらいい事が起こった」「これをやったらよくない事がなくなった」という思考です。
この心理をうまく使っていくわけですね。

ちゃんと指定の場所でトイレが出来たら、大袈裟に褒めてあげる。逆に失敗した時には叱らず騒がず、逆に背を向けるくらい徹底して無視する。
よく「叱らなくていいんですか?」と聞かれますが、優しい飼い主さんが中途半端に「だめだよ~っ」とか叱っても、ぜんぜん叱ってる事になってないですからね、むしろ相手になってくれた事で犬は大喜びです。
しつけのプロ達は、叱る時は鬼の形相で、本気で叱りますからね。これぐらいしてはじめて「叱る」となります。
もっとも、常に一緒にいる飼い主さんがあそこまでやるのもどうかとは思いますが・・・

 

結局は普段の接し方につきます

しつけの相談をよく聞くと、わざわざしつけなくても良いのでは?と思うものも多く見られます。
私のお客様で、もう70代のおばあちゃまがいらっしゃるのですが、そこで飼われてる子は本当にいい子です。
「特別な訓練とか受けたんですか?」なんてよく聞かれるそうですが、おばあちゃまいわく「わたしゃ何もやっとらん」だそうです。
ご年配なので体力の使う事はあまり出来ませんし、細かいしつけなんて考えたこともく、ただ、ひとり暮らしで寂しいので、何かしら話しかけているそうです。
それだけで、犬は賢くお利口さんに育つんですね。

ふとした時に、あのどんぐりまなこで飼い主さんの事をじーっと見てる時がありますよね。

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わざわざこちらからしつけなくても、犬はちゃんと飼い主さんをいつも見ています。
食べている時と寝ている時以外は、常に気にかけていると言っても過言ではありません。

普段からちゃんと目を見て、いろいろ話しかけてあげるだけで、飼い主さんの意図を理解できるようになるはずです。
犬の子も人の子も、要はなにも変わらないという事ですね。

しつけをしようとはせず、なるべくしつけをせずに済む方法を考える事。
そして、やる時はメリハリをつけてきちんと向き合う。
ネットや飼育本の知識を詰め込んでも教科書どおには行かないものですからね、おおらかに、肩の力を抜いて楽しく接してあげましょう!

 

 


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原田伸一

これまで200匹以上の優秀血統ボストンテリアの子犬を仲介販売し、その後の多くの育児相談を行いながら成長を見守る。日本でもトップレベルのブリーダーとも懇意であり、長年のゴマスリによる信頼度は厚い。明太子は永遠の友。 ・ブランシアン代表・日本ペット通販振興会チーフコンサルタント

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