犬のアレルギーは改善できるかも?過去の相談事例を公開します。

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普段、過去に子犬をご紹介したお客様やドッグフードをご購入いただいているお客様などからいろんなご相談をいただいておりまして、お陰様でかなりの事例に触れる機会をいただいております。
やっぱり、いただいたご相談は放っておけないのでその都度いろいろ調べたり、詳しい人に聞いたりするのですが、ヘルス面で言うとアトピー性皮膚炎などのアレルギーに関する事がやはり目に付きますね。

もちろん獣医さんの診断にケチを付けるつもりは毛頭なく、皆さん適切な対処療法をされているとは思うのですが、「体質ですから」なんて簡単に済まされてしまうと、飼い主さんとしては獣医さんに言われるままステロイド漬けにするしかないんですよね。

 

そんな事もあって、私の方にご相談いただくケースも多いのですが、結論を言いますと、こと私にご相談をいただく事例に関しては、むしろ他のアプローチから改善されたケースの方が多いんですよね。

という事で、今回はそんなご相談事例を思いつくまま公開したいと思います。
もちろん獣医さんの診断通り遺伝的な要因である事も多いのですべてには当てはまらないとは思いますが、中には誤診とまでは言いませんが、誤解されているケースもあると思いますので、よかったらご参考になさってください。

 

事例その1 単なる栄養失調であったケース

腹部を中心にポチポチと赤い斑点状のものが多数発生して動物病院に駆け込むと「何らかのアレルギーである」との診断。
原因不明との事で心配になってご相談をいただきましたが、私もお電話だけでは分からないので写真を撮って送ってもらったんですね。

すると、皮膚の状態よりまず先に目に付いたのがボステリちゃんの体型です。要は、かなり痩せている・・・
念のため普段の給餌量をお聞きすると、規定の量よりかなり少ない。つまり、飼い主さんがパッケージに記載されている適正量を読み違えていたんですね。
これはアレルギーではなく単純に栄養失調ではないかと思い、適正量を与えてもらうと、数週間で完治しました。

他にも、ボストンテリアの標準体型を見慣れていない獣医さん(特に普段トイプードルやチワワなどの華奢な犬種を見慣れている方に多い)から「太っている」と言われて、適正体重であるにもかかわらずダイエットしているというケースでも同様の事例がありました。
栄養不足になると、当然いろんなところに健康上の問題が出てきます。ドッグフードを替える前に「与えている量」をチェックしてみてもいいですね。

 

事例その2 水分不足であったケース

これも事例としては多いのですが、特にドッグフードをカリカリのまま与えているわんこに陥りがちなケースです。
ご相談内容としては、涙やけがひどく、足の指の付け根も赤色に変色し、足元をしきりに気にしているので動物病院に行くと、これもストレスが原因のアレルギー症状であるとの診断だったそうです。

もちろんそれだけが原因じゃないのですが、こういったケースでは私の経験上、水分不足である事が多いんですね。
水分が不足すると、当然おしっこの量も減ります。すると、体内の老廃物をすべて排出する事ができなくて、仕方なく涙と一緒にとか、指の間の汗腺から排出しようとします。それが原因で涙やけになったり、足の指が気になって舐めているうちに変色するという流れになります。

ただ、わんこに水を飲めと言っても伝わらないので、カリカリのままフードをあげるのではなく、水やぬるま湯をお茶漬けみたいにしてフードにかけて与えると良いと思います。
水分不足を解消する事で、改善できた事例は結構ありました。

 

事例その3 家の中にいるチリダニが原因かもしれません

私はわんこの病気について相談があれば、人の医療についても調べます。当然ですが人の医学の方が事例も豊富で研究も多くなされています。
また、良い悪いは別として、犬は多くの動物実験の対象とされてきた経緯から、当然人と共通する事も多いと思っているからです。

ある方からアトピー性皮膚炎であるとの診断を受けたとご相談がありました。
よくよくお聞きすると、そのご家庭には小さなお子さんもいらっしゃるのですが、そのお子さんもアトピーなんだそう。

そうなると当然、人と犬と両方影響を受けているわけですから、もしかすると共通の原因があるかもしれないと、当時いろいろと調べてみたんですね。
そうすると、以前にもボステリJAPANで記事にしましたが、こんな記事をみつけました。

重症アレルギーの原因9割はダニ、掃除だけでは不十分

要は、家庭に居るチリダニを徹底的に排除する事で多くの改善事例が認められたという記事です。実名も出ているので信ぴょう性の高い記事だと思います。
すべての対策はなかなかできないとは思いますが、まめに掃除や換気を行う、使わない衣類や布団などは密封保管するなど「極力チリダニを排除する」対策が必要かもしれませんね。

その後、ある若い獣医さんと雑談する機会があったのですが、話の流れで「人の医療ではアトピー性皮膚炎の原因の多くはチリダニみたいですね」なんて事を話すとびっくりされ、その情報元(ソース)を教えてくれと言われました。
ご相談された飼い主さんも、その後完治とまでは行きませんでしたが、お子さんも含めてかなり症状が治まったそうです。薬の量が減ったので喜ばれました。

 

事例その4 ノミダニ駆除薬をやめたら治った

これも過去にボステリJAPANに書きましたよね。記事執筆してからも何件か同じような事例がありましたので、今はうちのお客様には強いノミダニ駆除薬(予防薬)は緊急の時を除き、極力使用しないようお話ししています。

 

事例その5 ドライヤーで乾燥させすぎ

比較的冬になると多いご相談です。要は、乾燥肌でフケが多くなる、時々痒みがあるようだ…という内容ですね。
よく飼育本などには「シャンプーの後はドライヤーでしっかり乾燥させましょう!」なんて書いているのですが、ボストンテリア等の短毛種だと、むしろドライヤーで乾燥させすぎてしまうという事も実はありがちなんですよね。
あるトリマーさんがボヤいてましたが、乾燥させすぎないようにしたらお客さんから「毛がしっとりしている」ってクレームがあったりするそうですから、世の中の誤解と言うものは恐ろしいです(笑)

短毛種は、温かい部屋ならしっかりタオルドライする程度でも大丈夫です。乾燥させすぎに注意しましょう。

尚、どうしても肌が乾燥してしまうのなら、市販のベビーオイルを水で薄めて塗ってあげるといいですよ。

 

もちろん勝手な判断はいけません!

以上、思いつくままざっと過去の事例を書き出してみました。
ただ、私のところにご相談になる方は、そのほとんどが獣医さんに診断してもらってからプラスアルファの部分でご相談いただいています。
ですので、私もその獣医さんの診断内容を参考にしながらご家庭での状況をお聞きしています。

例えば先ほどのドライヤーでの乾燥しすぎのケースですが、フケが多いのはツメダニによるケースもあるわけです。また、アレルギーでなく重篤な病気が隠れているケースもありますので、あくまでも動物病院で診てもらうという選択肢は外さないようお願いします。

そのうえで、何か思い当たる事があれば参考にしていただけると嬉しいです。

 

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原田伸一

これまで200匹以上の優秀血統ボストンテリアの子犬を仲介販売し、その後の多くの育児相談を行いながら成長を見守る。日本でもトップレベルのブリーダーとも懇意であり、長年のゴマスリによる信頼度は厚い。明太子は永遠の友。 ・ブランシアン代表・日本ペット通販振興会チーフコンサルタント

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