ボストンテリアの多頭飼いって、ぶっちゃけどうよ?

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※画像提供 メルちゃん&ミルクちゃん

実は以前からweb上で多頭飼いの相性診断なるものを行っているのですが、最近ボストンテリアのご相談がなぜか増えています。
うちからご縁のあった飼い主さんたちも実は多頭飼いが多くて、インスタやFacebookでも楽しそうな様子をたくさん投稿されているのですが、まわりの人たちが楽しそうに多頭飼いをされているとやはり気になってきますよね。

ただし・・・

「1匹でも大変なのに2匹飼うなんて、お世話も倍になるのでは?」

「相性が悪くていつも喧嘩ばかりしてたらヤダな~」

「愛情が分散するから先住のわんこが寂しがるのでは?」

なんて、思わず躊躇してしまう心配事もありますよね。
そこで今回は、ぶっちゃけ多頭飼いってどうよ?という部分をちょっと解説してみたいと思います。

 

 

 

多頭飼いのメリット、デメリット

うちのお客様に多頭飼いをあまりおすすめすると「子犬を売りたい」みたいに思われても嫌なので普段はあまり積極的にはおすすめしないのですが、ぶっちゃけどうなの?と聞かれれば、

「飼い主さんが大変でなければ、犬にとっては絶対良いですよ」

と答えています。その理由としては、

【 主なメリット 】

1. 性格に厚みが出てくる

普段、飼い主さんという「人」だけと接しているとなかなか気づかないのですが、本来犬は群れをなす動物なので、他の犬とお互い影響しあうところがすごくあるんですね。
犬どうしの付き合いでしか身に付かない事も多々あるという事。また、本来備わっている本能というか潜在能力というか、そういうものが犬どうしの付き合いで開花する事はよくある話です。

例えば、今まで飼い主さんにベッタリで、悪戯ばかりしてた子が、2匹目を迎えて急にお兄ちゃん(お姉ちゃん)らしく落ち着いて来たり、自分より立場の弱い存在に優しさを持つようになったり。
また、他のわんこに近づこうともしなかった子が社交的になったり・・・なんて話もよく聞きます。

 

2. 飼い主依存が薄れる

常に飼い主さんにベッタリ。ひとりでお留守番が出来ない。飼い主さんの気を引こうと手を変え品を変え悪戯をする・・・
飼い主依存の強い子は、何かと飼い主さんの手を煩わせますよね。
こんな子ほど多頭飼いで遊び相手が出来ると、意識が分散して落ち着いてくる事があります。

 

3. ペットロスが軽減される

あまり考えたくない事かもしれませんが、犬は人より寿命が短い事はまぎれもない事実。いつか愛犬との辛い別れがやってきます。
ペットロスに関しては私もかなり相談に乗っているのですが、これは現実に起こるとかなり厄介です。
もちろん、愛犬を亡くされた悲しさには変わりはないのですが、多頭飼いを行う事によって、たとえ1匹亡くなったとしても残された子に救われるという事はかなりあると思います。
「1匹だと、この子が亡くなった時に耐えられる自信がないので・・・」
という理由で多頭飼いをされる方も案外多いんですよ。

 

4. 何より楽しい!

2匹で走り回ったり、おもちゃの取り合いをしたり・・・
これは見ていて本当に楽しいものです。
多頭飼いをされた方が良く言われるのですが、「楽しさは2倍じゃなくて4倍以上ですね」って。
おそらく皆さんうなづかれると思いますよ。

 

ただし、もちろん良い面ばかりじゃありません。

【 主なデメリット 】

1. 金銭的な負担は単純に2倍

フードをはじめ、ワクチン代にフィラリア予防代、首輪やリードなどの用品類・・・
2匹になれば、当然金銭的負担はおおよそ2倍になります。

 

2. 育児に関する飼い主さんの負担は1.5倍?

当然もう1匹増えますので、育児に関する飼い主さんの負担も増えてきます。
ただし、単純に2倍になるのかというそうではなく、犬どうしで遊んだりする時間も増えますし、お散歩だって2匹一緒なので、多くの飼い主さんからお聞きする体感的な負担はだいたい1.5倍ぐらいなのかな?という気がします。

 

3. 相性が合わないと大変な事に・・・

何も考えずに2匹目を迎えると、先住のわんこによっては精神的なストレスで体を壊したりしますし、いつまでも仲良くならず喧嘩ばかりするという状況もお互いにとって辛いものです。
幸せな多頭飼いを始めるためのポイントについてはこのあと説明しますが、無理してまで多頭飼いをせず、状況によってはあきらめる事も必要かもしれませんよね。

 

※メルちゃん宅にミルクちゃんがやって来た翌日のご様子。
早くも仲良しになる兆しが見えました(笑)

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まずはご愛犬が多頭飼いに向いているのか見極める

それでは実際に多頭飼いを始める上でのポイントを説明します。

まずは先住のわんこから。
きちんとしたところから子犬を入手されるのなら、多頭飼いの向き不向きは今いる先住のわんこ次第という事になります。

普段のご愛犬の様子を思い出してみて下さい。

外に出た時、他の犬に対してどんな反応をしますか?
他の犬に対して極端に威嚇したり、怖がったりというような事はありませんか?
他の犬と遊ぶのが苦手な子ではありませんか?

単に他の犬に慣れていないという事でしたら、多少時間はかかるかもしれませんが、いずれ仲良く暮らせるようになるでしょう。
でも、極端に威嚇したり、怖がったりする子は精神的なストレスが目に見えていますし、新しく来た子犬に危害を加えるかもしれません。
ご自身で判断がつかない場合は、信頼できるショップさん等の意見を参考にされて、決して無理をしない事も大事です。

上記の心配がなさそうでしたら、次は多頭飼いに向いた子犬選びを考えてみましょう。

 

子犬は直前まで親元で暮らしている子がベスト

これは何も難しい理屈ではありません。
単純に考えてみましょう。ものごころついた時から親犬や他の大人の犬、兄弟犬たちと遊びふれ合って来た子犬と、早い時期に親犬から離され、狭いショーケースに閉じ込められて来た子犬と、どちらが犬に慣れていると思いますか?

犬としての基本的な社会性は犬どうしのふれ合いでしか育む事はできません。これは、いくら著名な訓練士さんでも教える事ができないものです。

しっかり社会性の付いた子犬は、先住のわんこを見るなり「遊んでぇ~」とすぐ絡んで来ます。
まぁ、先住のわんこにとっては最初はうっとおしがる子もいますが、この状態が一番早く仲良くなれる状況なんですね。
だから、子犬を迎える時は、その子がこれまでどんな生活をしてきたのか、これだけはしっかり確認しましょうね。

ちなみに、多頭飼いされる飼い主さんが相性を見たいからと、子犬のご見学時にご愛犬を連れてくる事があります。
まぁ、連れて来ていただくのはかまいませんが、ご愛犬にとってはまったくアウェイの場所ですからご自宅での場合とは状況は違います。そんな中で、しかも短い時間で相性はなかなか判断できないと思います。ご参考まで。

 

最後に

今回画像をいただいたメルちゃん&ミルクちゃんの一緒に暮らして10日目の様子です。

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もうすっかり仲良く遊んでいますよね(笑)

私の場合は、上記のようなチェックをしながら、また実際に生活を行った際のさまざまなご相談もお受けしながら見守っているのですが、それでも最初はいろんな事が起こります。

ある時は、いきなりガブリ!と先住のわんこから厳しい教育的指導が入ったり、またある時は、子犬ちゃんが積極的すぎて先住のわんこが逃げ回ったり・・・(笑)

まぁ、この程度は想定の範囲内なのですが、何も考えずに子犬を迎えてしまうと悲惨な結果になってしまう事もあり得ます。

多頭飼いはうまく行えば、わんこにとっても飼い主さんにとっても今までの何倍もの幸せな暮らしがやってきます。
そのためにはしっかり吟味して、できれば信頼の出来るショップさんなりブリーダーさんなりからアドバイスを受けながら、もっと言えば、2匹が仲良くなるまでちゃんと相談に乗ってくれる人を味方にして、ぜひ楽しい多頭飼いライフを送っていただきたいですね。

尚、血筋が良いため出産をお待ちの方も多いのですが、ご希望でしたらボストンテリアの子犬もご紹介できます。ご興味のある方はこちらからお問い合わせください。

 

 

 


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原田伸一

これまで200匹以上の優秀血統ボストンテリアの子犬を仲介販売し、その後の多くの育児相談を行いながら成長を見守る。日本でもトップレベルのブリーダーとも懇意であり、長年のゴマスリによる信頼度は厚い。明太子は永遠の友。 ・ブランシアン代表・日本ペット通販振興会チーフコンサルタント

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