ペットの民泊って実際どうなの?

ボストンテリア

旅行に行きたいので愛犬をどこかに預けたい・・・
でも、夜間は誰もいないペットショップに預けるのは不安だし、動物病院は院内感染が不安・・・

信頼の出来るショップさんがあればいいのですが、いざ預けるとなるといろんな不安が出てきますよね。
そんなお悩みを解消するためなのか、最近ペットの民泊なるサービスを始めた会社が出てきました。

実は私も知らなかったのですが、あるお客様から「ペットの民泊ってどうなんでしょう?」なんてご相談がありまして、憶測でものをいうのもどうかと思って少しリサーチしてみましたので、今回は皆さんにシェアいたしますね。

 

 

 

ペットの民泊とは

最近は海外の旅行者が増えて宿泊施設が足りないという流れの中、各地で民泊という取り組みが注目されていますよね。
まぁ、簡単に言えばその民泊をペットに応用したものなのですが、ショップや動物病院などではなく文字通り民泊、飼育経験豊富な飼い主さんのお宅で愛犬やペットを預かってもらうというシステムです。
個別批判と思われても不本意なので具体的なサイト名は割愛しますが、その民泊(ホストファミリー)と飼い主さんをマッチングするサイトさんも開設されています。

ざっと見てみると、一般的なご家庭がホストとなっているパターンが多く、アットホームな環境でしっかりお世話してくれそうな人たちが目立ちました。
定期的に愛犬の様子なども伝えてくれるようですし、なにしろ飼育経験も豊富なので飼い主さんとしても安心かもしれませんよね。

ただし、ペット業界で長年いろんな事例を目の当たりにしてきた身としては、ちょっと疑問に思う事もあるんですよね。

 

法的に問題はないのか?

まず最初に気になったのがこの部分です。
ご存知の方も多いとは思いますが、ペットホテルやトリミングサロン等で業としてペットを預かる際には、動物取扱業の登録(保管)が必要となります。
民泊と言えども無料ではなく、そのマッチングサイトに宿泊費を支払うシステムです。当然ホストファミリーにもそのうち何割かは報酬として発生していると思いますので、その場合だと業として行っているわけですから、ホストファミリーも個別に登録が必要となります。

法令では登録番号や所在地等の記載が義務付けられていますが、マッチングサイトにはそれらの記載はありません。
しいて言えば、サイト運営者は登録されているようでその記載はありましたが、法的にはそれではダメで、ちゃんと預かる施設(ホスト)ごとに登録が必要なんですよね。

ホストファミリーのサイト登録要件を見ても、動物取扱業に関する記載は見当たりませんでした。

もっとも、これも憶測でものを言うわけにはいきませんので、サイト運営者さんにメールで質問してみたんですよね。

ところが、何日たっても返事が来ません・・・

電話を入れましたが、留守番電話になっていましたので、実際のところは確認出来ませんでした。

 

良いサービスだとは思いますが、注意も必要

こちらに登録しているホストファミリーさんは、皆さんペットに思いやりがあって愛情込めて預かっていただける人たちだと思います。
でも、仮に動物取扱業の登録なしで行っているとするとこれは問題です。

これは何も法律違反だから・・・という問題だけではなく、実際動物取扱業の登録をする際には衛生面や環境面、人員等の営業面での実地検査が義務付けられています。
それらをパスした人のみが動物取扱業の登録できるのですが、未登録だとそういったチェックがまったく入っていないという事にもなります。

ですので、民泊を利用される際には、そのホストファミリーさんがどういう人なのかといった基本的な事と合わせて、動物取扱業の登録はされているのか?という事は個別に確認されると良いと思います。

また、正業として行っている人との圧倒的な差というものがありまして、それは不測の事態にどう対応できるかの差なんですよね。

健康な子でも環境が変われば体調を崩す事もありますし、遊んでいるうちに怪我をする事だってあります。
本当にまずければ素人さんだって動物病院には連れて行くでしょうが、そこまで必要かどうかわからない微妙な状況の時の判断は、やはり経験がものを言います。

また、そんな不測の事態になった時の対応が明確でないと飼い主さんは不安ですよね。体調もそうですが、その治療費等はどうしたらいいの?
ホストファミリー側に非があったとしても、なんとなくうやむやにされる事もあるかもしれません。

実際に利用される場合には、そのあたりもきちんと確認されると良いでしょう。

 

私としては、こういう民泊のような制度はうまく運用すれば本当に良い取り組みだと思っています。
まだまだ現状は制度的にも始まったばかりですので、いろんな問題点をクリアしながら、より良いものにしていきたいですよね。

 

あっ・・・
ちなみに、この記事を読まれてホストファミリーになってみようかな?と思われた方。
ちゃんと動物取扱業の登録を行っておかないと、見つかった場合は50万円以下の罰金という罰則が適用されてしまいますよ(笑)

 

 


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原田伸一

これまで200匹以上の優秀血統ボストンテリアの子犬を仲介販売し、その後の多くの育児相談を行いながら成長を見守る。日本でもトップレベルのブリーダーとも懇意であり、長年のゴマスリによる信頼度は厚い。明太子は永遠の友。 ・ブランシアン代表・日本ペット通販振興会チーフコンサルタント

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