はじめてのボストンテリアの飼い方・育て方

ボストンテリア子犬

はじめて子犬を迎える際にネットや書籍でいろいろ調べると思いますが、意外と間違っている記載や誤解を招く表現も多いもの。
また、人の子育てと同じで教科書通りになかなかいかないのは子犬の子育ても同じです。
今回は、たくさんの育児相談を元に、はじめてボストンテリアをお迎えになるビギナーの皆様に「はじめの一歩」的な情報をシェアしたいと思います。

ちょっとした知恵袋的な事も書きますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

 

どんなものを準備したらいいの?

書き出したらキリがないのですが、まずは最低限必要なものを準備して追々買い足すのがお財布にも優しいと思います。

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出典 Amazon

■ケージ・サークル

ケージ・サークル類は各社からたくさん出ていますが、ご家庭の状況や育て方によって選び方も違ってきます。
常にご家庭にどなたか居る場合は、短時間のお留守番や寝る時ぐらいの使用だと思いますので、量販店さんなどで多く売られている60×90cmぐらいのもので良いでしょう。
ひとり暮らしや共働き等、お留守番の時間が長い場合はそのサイズでは元気な子だとストレスになるかもしれません。また、狭いとうんちまみれになりますので、毎日汚れを落とす作業も出てきます。できれば60×120cmぐらいの大き目のものがいいですね。
ある程度大きくなれば飛び上がりますので、屋根のあるケージが良いでしょう。

■食器類

子犬の頃はペットボトルを取り付ける給水器がおすすめです。器の水だとひっくり返してしまいます。
選び方なのですが、ペットボトルを取り付ける際、フタの部分のリングを切り取らないと装着できない商品もあります。これって、めっちゃ面倒なので、そのままペットボトルを取り付けられる商品を選ばれるといいですね。

フード用の食器は、これも軽いものだとひっくり返しますので、できれば陶器製のものや金物類など、どっしりしたものが良いでしょう。大きさは、長く使える大人用の大きさで大丈夫です。

■トイレ類

トイレバットはレギュラーサイズで大丈夫です。ケージの大きさを見越して、例えば60×90cmのものだと縦置きに半分ぐらい埋まるイメージで選んでください。
トイレシーツ(ペットシーツ)は吸水性の高いものを選びましょう。安価なものも多いですが、吸水性が悪いとおしっこの足跡がそこらじゅうに出来ますので、ふき取るのが大変ですよ。

■フード類

ドッグフードは、環境に慣れるまでは今まで食べていたものを与えて下さい。
基本的に子犬の頃はしっかりまるまる育てたいので、パッケージに書いてある規定量の上限程度を目安に与えましょう。
ふやかして与えるかどうかは、お里でどういう与え方をしていたのかで判断してくださいね。

 

お里から新しいお家までの移動について

ショップやブリーダー宅へお迎えになる際は、やはりお車での移動が多いのでしょうか。
その場合は、移動距離にもよりますがずっと子犬を同乗者に抱っこしてもらうのは案外疲れますし、急ブレーキの際に怪我をする場合もあります。
お車の移動の際は、距離に関係なくクレートに入れてシートベルトでしっかり固定してください。

電車で移動する場合は、基本的に車内ではクレートからは子犬を出すことができません。時間に余裕があるのでしたら、各駅停車の方が何かあった時にすぐに下車できますのでおすすめです。例えば、電車内でうんちをされるとすごい臭いなので、すぐに下車しないといたたまれないですよ(笑)
尚、JRや主要な私鉄ではペットを乗車させる際には手回り品きっぷが必要です。駅のきっぷ売り場でお買い求めください。

手回り品きっぷ

法改正で子犬を実際に見て買わないといけなくなりましたので以前より少なくなってきましたが、ご見学後あらためて遠方から空輸で移動するというパターンもまだ多いと思います。

きちんとしたブリーダーさんなら防寒対策や暑さ対策をされているとは思いますが、いちおう確認されて下さい。
私も空輸対応で空港に子犬を預ける事も多いのですが、この寒い中、なにも防寒対策をされずにブルブル震えている子犬は本当にたくさん見ますので。

空輸時の防寒対策については以前別のブログに書いていますので、どんなふうに防寒対策してるのか気になる方はこちらもあわせてご覧ください。

ちなみに、短毛種であるボストンテリアは見るからに寒そうなので、なにか一枚着せてあげたいと思われるかもしれません。
でも、生後2~3か月程度の子犬に合う服ってなかなかないんですよね。
という事で、私はよく百円ショップなどで売られている人間用のリストウォーマーを使っています。あらかじめ親指を入れる穴が開いてますので、もうひとつ穴を開けます。
前足に通して着せるとあったかそうで、めっちゃかわいいですよ~

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迎えてから最初の1週間に気を付けたい事

よくネットや飼育本では「迎えてからお家の環境に慣れるまではケージに入れておきましょう」なんて書いていますが、それは誤りです。
ペットショップみたいにずっと狭いショーケースに入れられている子ならその方が落ち着くかもしれませんが、ボステリJAPANをご覧になっている皆様はおそらくブリーダーさんから子犬を迎える人が圧倒的だと思います。
そうすると、今までブリーダーさん宅で遊びまわっていた子からすると、すごいストレスなのです。

どなたも見てあげられる事ができない時はケージに入れておかないと危ないのですが、そうでなければケージから出してお部屋の中で自由にさせておく事が一番です。
あちこち臭いをかいだり、走り回ったり、いたずらしたり・・・こういう体験が早く環境に慣れるポイントなのです。

ただし、環境が変わると、ボントンテリアは特に張り切ってオーバーペースで動き回ります。子犬から誘ってくる時は遊んであげるとして、例えば寝ている所を起こしてまで遊ぶとか、人の方からあまりかまわないようにしましょう。
ごく自然に、子犬の意志にまかせて環境に慣れさせると良いです。

ボストンテリア子犬

しつけについて。
これもよくネット等で書かれているのですが「しつけは最初が肝心」みたいな事は無視していただいて結構です。
考えてみたら当たり前なのですが、子犬にとってはあなたはまだ「会ったばかりの知らない人」です。いきなり知らない場所で知らない人から厳しくしつけられたら怖いだけでトラウマになりますよ。
まずは、しつけより慣れてもらう事、そして飼い主さんを信頼してもらう事。
新しい飼い主さんだって最初は手探り状態だと思います。最初の1週間ぐらいは温かく見守って、お互いのアイドリング期間と思った方がお互いラクですよね。

また、元気な子ほど数日間は夜泣きをする事があります。
これについてですが、寝る時にケージに入れてすぐ泣きだすのは遊び足りずに「ここから出してくれ~!」という泣き方。その場合は、人の動きが視界に入らないよう、ケージごとブランケットかなにかで覆ってあげると良いです。この場合の夜泣きは徹底的に無視です。
また、ボストンテリアはあまり寂しがって泣く事はないのですが、心細そうに泣いている時は、音がカチカチいう目覚まし時計などをタオルかなにかでくるんで入れてあげても良いです。秒針のカチカチという音が母親の心音に似ていて安心する子もいます。

ただし、この時期などはよくあるのですが、明け方4時とか5時ごろ急に泣き出すパターン。
この場合は、思いのほか冷え込んで寒くなって泣いてる事もありますので、いちおう様子を見てあげましょう。寒ければ湯たんぽを入れてあげるなどの対策を!

 

室温について

基本的にボストンテリアは何か特別な難しい飼い方はなく、普通におおらかに育てる事ができる犬種です。
ただし、お部屋の室温については少し気にかけてあげましょう。

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よく「室温は何度に保ったらいいですか?」なんてご相談も受けるのですが、温室じゃないのですからそこまで厳密にする必要はありません。
基本的に一緒に暮らしている飼い主さんの肌感覚で暑すぎず寒すぎずという室温で大丈夫です。
あとは、子犬の行動を見て判断すると良いでしょう。

例えばよくわんこがやっている日向ぼっこ。冬にそれをやっていればちょっと寒いのかな・・・となります。日向ぼっこは真夏でもやる事があるのですが、その場合は冷房が効きすぎているんですね。
また、夏冬問わず玄関のひんやりした所やサッシの冷たい部分に体をくっつけたりすれば暑いという事。
あまり神経質になる必要はありませんが、そういった行動やしぐさを意識すればなんとなくわかってきますよ。

あと、フローリングで遊んでいる画像をのっけておいて何なのですが、できればフローリングむき出しではなく、マットやラグなど一枚敷いておきましょう。
特に成長期は元気ですし関節などを痛めやすいので、すべったり転んだりした際のダメージを低減してあげるのは大切な事ですよね。

 

以上、今回ははじめてボストンテリアの子犬を育てる方に、準備から最初の1週間までの解説をさせていただきました。
お互い慣れていないので、最初の数日は気苦労も多いと思います。でも、子犬を迎えられるとご家庭がパッと明るくなるのも楽しい事ですよね。
皆様が楽しく子犬を迎えられるようご参考になれば私も嬉しいです。

 

 

 


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原田伸一

これまで200匹以上の優秀血統ボストンテリアの子犬を仲介販売し、その後の多くの育児相談を行いながら成長を見守る。日本でもトップレベルのブリーダーとも懇意であり、長年のゴマスリによる信頼度は厚い。明太子は永遠の友。 ・ブランシアン代表・日本ペット通販振興会チーフコンサルタント

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